『大日本史料』 12編 9 慶長十六年十一月~同十七年七月 p.927

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腹を立、無念至極の惡言かれ、われいにしへは四性の上首たりといへとも、, は、親重代に傳る吉光の脇差一腰持童りとて、座中へ出す、この一兵衞も、腰, 酒をもてなし、此一兵衞も若き頃は、尺八を吹たり、古無殿の尺八、一手望み, 作りにうたせ、廿五迄いき過たりや、一兵衞の名を切つけ、一命にもかへし, 今は世捨人と成る、然れとも、先業をかへり見、貧賤をなけかすして、佛道の, とおもふ一腰を出す、町の者共兩方のかけ物を預り、一兵衞尻呆之吹尺八, 打たゝきて、古無殿の尺八ほとは、りれ尻にても吹べしと云へは、古無大に, 也といへは、この者、曲を一手吹たり、我聞て打りらひ、しりをくりあけ、尻を, て普化上人の跡をにき、壹代教門の肝要、出離解〓の道に入、修行をはけま, 縁にとり付、空門におもひを濟し、内に所得なく、外に所求なく、身を安くし, こ替れとも、所存におゐて替るへきか、是非尻に吹せて聞へしといふ、此, すと云へとも、惡逆無道の一言に、われしんいのほのを〓このたし、すがた, の刀を出す〓し、此刀と申は、われしたはら鍛冶を頼み、三尺八寸のいか物, 一兵衞も、尤しりにて吹へしといへは、互に懸物を好みしに、古無僧云ける, かたの修行や、御身ゆへある人と見へ置り、世におち人にやおはすらんと、, 慶長十七年六月是月, 九二七

  • 慶長十七年六月是月

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  • 九二七

注記 (17)

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