『大日本史料』 12編 14 慶長十九年五月~同年九月 p.1081

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等の不平を洩らすことなかりき、, しゝに、平素彼を尊敬すること大なりしが故に、直に之に從ひ鎭靜せり、宣, 教師等之を見て深く喜びたり、又航海中、ドン・ジユストの心の平靜にして, を惜む樣子なく、宗教書類の水に浸されたるを悲しみ、家族等が衣服の始, 人と爭ひ、日本人甚しく負傷せり、同船の日本人等は之を見て、同國人の耻, 能く自制し、如何なる變事にも動ぜざる事を見るべき一事件起れり、一日, 衣服、及び裝飾類の、マニラにては得べからざるものもありしが、少しも之, 辱となし、武裝し始めたり、歐洲人は又葡人の僕に味方し、一場の爭鬪を惹, 暴風吹き、波濤高く、船は爲に破れて浸水し、ドン・ジユストの室最も其害を, 末をなせる間に、己は孫等と共に大帆柱に登り、書籍を開き、一枚づゝ水を, 被り、諸道具皆水に浸されたり、中に自己并に女及び孫女の精巧なる絹の, 拭ひ、衣服其他の事は念頭に置かず、又損失に付き責任ある諸人に對し、何, マニラを距る十五乃至二十レグワの地に至りて、パードレ・ペドロ・モレジ, 起さんとせり、ドン・ジユストはこの報に接し、その室を出でゝ日本人を諭, は、出でゝ列席せり、船員は之を見て大に尊敬せり、一日葡人の僕と一日本, 航海中ノ, 出來事, 慶長十九年九月二十四日, 一〇八一

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  • 航海中ノ
  • 出來事

  • 慶長十九年九月二十四日

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  • 一〇八一

注記 (19)

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