『大日本史料』 12編 15 慶長十九年十月~同年十一月 p.326

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りざ物にて候、大御所の御座近く參りて申候より外は存候はずといひ, る所を通らんとするに、伊木長門、大膳に向ひ、今度の使は大事なり、よく, ければ、長門尤なり、我行だしと思ひしに、かくの如くなればヽいふべき事, 其後大膳が事を、ゆゝしき者なり、誠に豪傑とは大膳なるべしと仰あり、, 大膳、公の御前を退き出ける時、長臣たちを始として、いやが上に重りた, 大膳はもみ髭ありて、容儀ゆゝしき人なりしかば、退出しにる時、髭よく, 藏守罪なきよしを申せし有樣、類少き者なりと感じあへりしに、東照宮も, 道理明かに申たりしかども、猶聞し召入らるべき氣色なかりたれば、尼ケ, 二條の城に參りれば、東照宮の御前に召れく、子細を糺させ給ふに、一々, いふまゝに、懷より九寸ばかりの七首の氷のどく見ゆるを抜出し、至て, 疑ひ思召ざるよし仰出されて退出したり、人々、再三押返し諍ひ奉りて、武, 心得られしやといひしに、大膳不才の身、粗仰の旨は承り候ひぬ、此をと, 崎の地圖を取出し、武藏守、露塵ばかりも二心なきよしを申せしかば、其時, もいひたりと仰られ、其座に有し人々も、御玄關に出くおくり、且しる人, なしといひたり、, 慶長十九年十月十二日, ト番大膳, 伊木長門, 景次辯疏, 三二六

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