『大日本史料』 12編 20 元和元年五月 p.58

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置りし、いつれも甲冑をはせす、大野は仰の旨を聞く内に入り、立出て申, さるへし、扨も秀頼公の御樣子は如何にや、いまた誰そ付添玉ふやと問ふ, 助を以、大野、速水を呼出し、仰の趣を申達したる、大野は朽葉色の〓斗目を, こて居たり、兩人嬉しく思ひて立寄て申やう、貴方に頼度事あり、我等は大, し奉ると云、さらはとて彼者を案内として、秀頼の御座所へ行に、山里丸の, 着したるか、左の脇に手負ひしと見へて血流れたり、速水は白き鉢卷をし, 家人に梅戸忠助といふ者其邊に居たれは、彼と一所に土藏の前に至る、忠, 見へて、腰かはりの熨斗目を着し、髮は切さけられしと見へたるか、水をく, 御所より右府公へ御使に參る者なり、案内を知らされは、御座所へ同道下, 内道明寺藏とのや言所に至れは、井伊掃部頭か一手にて、此所をきひしく, なりとて申入らるへしと差圖とし故、兩人は此旨を請て、折節片桐且元か, と問、直孝曰、秀頼公をは助命をられ、高野山へ御越有へきとし、大御所の仰, 圍みて居たり、兩人は直孝ニ逢て、仰の趣をのへて、〓御使の事如何すへき, と、彼男答へけるは、我君いまた御存命にて、大野修理、速水甲斐なんと守護, やう、我君はしめ其外御供の婦人等、長途のもふけに、乘物三十挺、其外人馬, 元和元年五月八日, 五八

  • 元和元年五月八日

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  • 五八

注記 (17)

  • 255,633,59,2207置りし、いつれも甲冑をはせす、大野は仰の旨を聞く内に入り、立出て申
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