『大日本史料』 12編 20 元和元年五月 p.161

Loading…

要素

割注頭注ノンブル

OCR テキスト

と稱する城櫓を守りたるもの、之に火を放, て、秀頼方の猶ほゼンシウ, て戰ひ、味方の勝利を餘り高價ならしめ、或は之を其手より奪ふこともあ, 外に聞えたり、その夜は神の意志に由り、風甚しく吹きしかば、之れが爲め, 大なる富を灰燼に歸せしめたり、敗走者及び追撃者の武器の音、戰勝者の, 無禮なる叫、婦女の高き叫喚、小兒の絶望の涕泣、街上に血の河流るゝ状、火, 以來今日まで長き間隱慝することを得るは、頗る困難と思はる、夜に入り, ちしが、火は多量なる火藥の貯藏しありし所に落ち、之に移りて爆發し、彼, 火勢は一〓強くなり、各方面に擴り、敵味方共に燒拂ひ、人口甚だ多き町の, らんかと懸念したるが爲めなり、此逃げ口は、啻に兵卒のみならず、多くの, に燒かれ欽に傷けられたるものゝ發する呻聲、及び廣場又は街路を狂者, の大なる城櫓を粉碎して、空中に飛散せしめたり、其音響大にして、數哩の, を追撃するを見て、都に至る道路を開きて、敵の敗走者を通過せしむべき, 司令官を安全ならしめたり、秀頼も亦其母と共に此所より逃れ、今も生存, せりと云ふものあり、其實否は知らざれども、彼の如き大なる領主が、敗戰, ことを命じたり、是れ或は敵が出口を塞がれたるを見て廻轉し、絶望を以, ○〓, 硝力, 秀頼〓出, 逃路ヲ開, 状, 城櫓燒ク, カシム, 市内ノ慘, ノ説, 家康敵ノ, 元和元年五月八日, 一六一

割注

  • ○〓
  • 硝力

頭注

  • 秀頼〓出
  • 逃路ヲ開
  • 城櫓燒ク
  • カシム
  • 市内ノ慘
  • ノ説
  • 家康敵ノ

  • 元和元年五月八日

ノンブル

  • 一六一

注記 (28)

  • 1103,1564,64,1280と稱する城櫓を守りたるもの、之に火を放
  • 1120,619,52,772て、秀頼方の猶ほゼンシウ
  • 1693,626,67,2220て戰ひ、味方の勝利を餘り高價ならしめ、或は之を其手より奪ふこともあ
  • 755,618,69,2217外に聞えたり、その夜は神の意志に由り、風甚しく吹きしかば、之れが爲め
  • 520,617,69,2219大なる富を灰燼に歸せしめたり、敗走者及び追撃者の武器の音、戰勝者の
  • 406,611,66,2224無禮なる叫、婦女の高き叫喚、小兒の絶望の涕泣、街上に血の河流るゝ状、火
  • 1223,618,68,2225以來今日まで長き間隱慝することを得るは、頗る困難と思はる、夜に入り
  • 986,620,71,2227ちしが、火は多量なる火藥の貯藏しありし所に落ち、之に移りて爆發し、彼
  • 639,618,68,2215火勢は一〓強くなり、各方面に擴り、敵味方共に燒拂ひ、人口甚だ多き町の
  • 1576,624,66,2215らんかと懸念したるが爲めなり、此逃げ口は、啻に兵卒のみならず、多くの
  • 287,619,69,2220に燒かれ欽に傷けられたるものゝ發する呻聲、及び廣場又は街路を狂者
  • 872,628,68,2207の大なる城櫓を粉碎して、空中に飛散せしめたり、其音響大にして、數哩の
  • 1924,628,68,2220を追撃するを見て、都に至る道路を開きて、敵の敗走者を通過せしむべき
  • 1454,620,71,2232司令官を安全ならしめたり、秀頼も亦其母と共に此所より逃れ、今も生存
  • 1338,628,69,2219せりと云ふものあり、其實否は知らざれども、彼の如き大なる領主が、敗戰
  • 1805,632,71,2216ことを命じたり、是れ或は敵が出口を塞がれたるを見て廻轉し、絶望を以
  • 1143,1428,41,108○〓
  • 1101,1425,41,105硝力
  • 1503,252,42,170秀頼〓出
  • 1941,253,41,178逃路ヲ開
  • 405,239,41,43
  • 1012,244,41,165城櫓燒ク
  • 1905,258,29,114カシム
  • 449,239,41,177市内ノ慘
  • 1460,256,40,80ノ説
  • 1985,256,42,160家康敵ノ
  • 196,687,46,341元和元年五月八日
  • 188,2436,43,97一六一

類似アイテム