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書也、勝山がよみし歌に、, 屋通ひの八文字を蹈て通りし粧ひ, 頃風呂屋女御停止にて、かつ山も親里へ歸り、又吉原芳順方へ勤に出たり、, 丹後殿前紀國風呂市郎兵衞といふもの方に居りし風呂屋女なりしが、其, 口多右衞門にて、始て勤に出る日、吉原五町中の太夫格子の名とり共、勝山, 承應明暦の頃、新町山本芳順が家に、かつ山といふ太夫ありし、元は神田の, 髮は白き元結にて、片曲のだて結び、勝山風とて今にすたらず、揚屋は大門, いもせ山なかるゝ川のうす氷とけてそいとゝ袖はぬれける, 燕子樓前獨斷膓慘然遂作柳枝章剪髮著緇潔也芳至今鄭衞薫餘香, を見んとて、中の町の兩側に群り居たりける、始ての道中なれ共、遊女の揚, 有美婦容如翠楊沈々絳帳唯思郎爲妾遺歌臨節亡眼中連玉幾千行, 鴛鴦被下徒勞意幽鬱更吟頸氏句避群拂袖貞且艶一世風流皆寂莫, 花街亭裡花清婉妁々洞房雖換客此郎可愍向西別紙上結愁猶萬斛, びなく見へしと、全盛は其頃廓第一ときこへたり、手跡も女筆には珍き能, 同じ家の常盤といひし女郎も、勝山と全盛をあらそひし太夫なり、よみし, 器量おし立、又双, 遊女の揚屋通ひの往, 來をドウチウと云, 遊女勝山, 遊女常磐, 元和三年三月是月, 八七六
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- 遊女の揚屋通ひの往
- 來をドウチウと云
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- 遊女勝山
- 遊女常磐
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- 元和三年三月是月
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- 八七六
注記 (22)
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