『大日本史料』 12編 31 元和五年七月~同年十月 p.362

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火焔を更に恐るゝ色なく、恰も六つの翼をもてる天女の如くに振舞ひた, 次で十字架上に於ては、彼女は、堆く積める薪の中より、炎々と燃え出づる, ドレ等を脅迫し、又彼を恐怖せしむるために、彼の戸口に十字架を立てた, なり、, 如く、彼女は三歳の女兒ルチヤを抱き、その子の頭を撫で、〓を拭ひやり、ひ, ローゼにいかで劣るところやあるべき、若し夫れ法廷より無理に引留め, かくも優しき、かくも力強き聖名を繰返し〳〵唱へたり、先に述べたるが, この缺けたる一子は、姙りある一子を以て補ひたるは、せめてもの心遣り, られたるミケーレ此處にあらば、彼女は六人の子と共に死せしならんが、, つしと胸に抱きしめ、さながら取付けられたる二物が合して一體となり, 名を唱へよ、妾等は今し天國に行くなりと元氣よく答へたれば、子供等は、, リオーネ・チュースケは、我が耶蘇會の人々が、日本を退去するに當り、パー, り、彼女の隣にはピエトロとカタリナの二人繋がれゐたり、カタリナは、今, たるやうに見えたり、彼女はかの昔の女丈夫フェリチーテ又はシンフォ, や半身火にやかれ、母上、最早眼見えずと言へば、母は、娘よ、耶蘇、瑪利亞の聖, 忠助, れおーね, 元和五年八月二十九日, 三六二

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  • 忠助
  • れおーね

  • 元和五年八月二十九日

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  • 三六二

注記 (19)

  • 1682,642,68,2187火焔を更に恐るゝ色なく、恰も六つの翼をもてる天女の如くに振舞ひた
  • 1795,637,69,2189次で十字架上に於ては、彼女は、堆く積める薪の中より、炎々と燃え出づる
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