『大日本史料』 12編 34 元和六年七月~同年閏十二月 p.484

Loading…

要素

頭注ノンブル

OCR テキスト

いては、貴下を父と呼ぶに、何の盆するところあらんやと、, 間よく命を守りて、時々母の顏に視線を投ずるのみにて、落〓することな, く、又歎聲を發することなかりしかば、人々はいづれも感歎して已まず、又, の頑冥なる心を癒すこと能はず、本年は、更に大なる殘虐の到らんことを, らん、此時、彼女は其子に近づくことを許されたり、子は雄々しくも三日の, 或る村に、三百に餘る至福なる童貞女が團體をなせるキリシタンの群あ, 荒廢に歸せしむることを慮りて、彼等を苦しむることを斷念せり、, 〓る、たゝ我等の主なる天帝が、其下僕等を助け給はんことを希ふのみ、, 悉く失はしむるが如き窮境に陷らしめたるを以てなりと、女は答へて曰, 父母にとりては、少からざる慰安となれり、されどかゝる堅忍も、なほ暴君, りしが、よく團結して、勇敢にも暴君に抗せんとせり、されど殿は其土地を, に轉ぜしむべく誘導することを強制せられたり、幾度か徒勞を重ねて後、, 彼はいへり、今後余は、汝を我が女として扱ふことなかるべし、我が財産を, 極めて高貴なる一異教徒ありしが、キリシタンたりし其一女を偶像崇拜, く、我が永劫の生命の基礎たる信仰を、我が心より取除かんと努むるに於, リ成ル教, 異教徒ノ, 百餘名ヨ, 童貞女三, 父ト基督, 教徒ノ其, 徒團, 女, 元和六年十月十二日, 四八四

頭注

  • リ成ル教
  • 異教徒ノ
  • 百餘名ヨ
  • 童貞女三
  • 父ト基督
  • 教徒ノ其
  • 徒團

  • 元和六年十月十二日

ノンブル

  • 四八四

注記 (25)

  • 201,646,58,1699いては、貴下を父と呼ぶに、何の盆するところあらんやと、
  • 1700,634,61,2190間よく命を守りて、時々母の顏に視線を投ずるのみにて、落〓することな
  • 1586,638,61,2186く、又歎聲を發することなかりしかば、人々はいづれも感歎して已まず、又
  • 1353,638,66,2187の頑冥なる心を癒すこと能はず、本年は、更に大なる殘虐の到らんことを
  • 1814,634,64,2188らん、此時、彼女は其子に近づくことを許されたり、子は雄々しくも三日の
  • 1121,635,66,2186或る村に、三百に餘る至福なる童貞女が團體をなせるキリシタンの群あ
  • 893,633,62,1997荒廢に歸せしむることを慮りて、彼等を苦しむることを斷念せり、
  • 1237,638,64,2132〓る、たゝ我等の主なる天帝が、其下僕等を助け給はんことを希ふのみ、
  • 432,637,62,2185悉く失はしむるが如き窮境に陷らしめたるを以てなりと、女は答へて曰
  • 1466,639,67,2189父母にとりては、少からざる慰安となれり、されどかゝる堅忍も、なほ暴君
  • 1006,636,65,2190りしが、よく團結して、勇敢にも暴君に抗せんとせり、されど殿は其土地を
  • 661,645,64,2201に轉ぜしむべく誘導することを強制せられたり、幾度か徒勞を重ねて後、
  • 545,636,64,2192彼はいへり、今後余は、汝を我が女として扱ふことなかるべし、我が財産を
  • 776,638,64,2192極めて高貴なる一異教徒ありしが、キリシタンたりし其一女を偶像崇拜
  • 318,639,62,2186く、我が永劫の生命の基礎たる信仰を、我が心より取除かんと努むるに於
  • 1091,285,39,168リ成ル教
  • 824,283,40,157異教徒ノ
  • 1136,285,37,154百餘名ヨ
  • 1180,282,38,161童貞女三
  • 781,285,39,164父ト基督
  • 735,283,42,165教徒ノ其
  • 1049,282,40,82徒團
  • 692,285,39,35
  • 1936,717,44,376元和六年十月十二日
  • 1931,2422,40,120四八四

類似アイテム