『大日本史料』 12編 33 元和六年正月~同年六月 p.189

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國の諸經論、釋迦諸流并外典經書を見るに、傳宇須と云者衆生を作ると云, く餘宗を改、我即身成佛の法に入たまへとのゝしりける、白應居士、初の程, にも其通りといふ、白應あざ笑て、然ば傳宇須と云佛は、扨扨いかいたわけ, と見えたり、左の如く衆生の爲に常住苦勞し、樣々難行苦行をして、呪文を, 事を見ず名も不聞、然者外道の法也、佛在世にも外道有て、正法を妨げ、佛を, まじいに我がこしらへたる衆生の爲に我が苦勞をするは、自業自得の佛, 刧已前の古き佛にて、万物不生前の世に出、人間等を拵、死後生天等の呪文, は一つ二つ受答も有しが、餘りに興醒て、一言の返答なく、默して居られけ, を作り、是を唱る者天に生ずるとは、しかとそうかといへば、はびやん、いか, 也、其上衆生に種々の惡を作らするは、殺生業を作る佛也、夫はともあれ、三, 言事は山々あれども、先大旨如斯といふ、白應が曰、傳宇須といふ佛は、久遠, やんに腹一ぱい雜言をいはせ、最早夫にて言事なしやと言ば、はびやん曰, 唱させ、やうやう天に生ぜさせんゟ、初めから一向衆生を拵へぬが能也、な, れば、一座の人々片唾を呑て、目と目と見合、白應の顏を詠め居る、白應、はび, の法なき印也、喩へば餘宗は眞鍮のごとく、傳宇須の法は黄金のごとし、早, 元和六年正月是月, 一八九

  • 元和六年正月是月

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  • 一八九

注記 (17)

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