『大日本史料』 12編 39 元和七年十一月~同年十二月 p.236

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嗽する聲聞へけれは、あやしく思ひ居けるに、琵琶をしらへ、小原御幸の平家を語りける, 茶ノ湯ニナルナリ、, 々とおほしきか出て申されけるは、早々より御出、有樂分て忝存しらるへし、老人の事ニ, ヌルキ仕形ナリト、是人ノ茶ノ湯也、有樂翁茶〓ノ時、今日花入何ヲ御出候ヤト近臣尋ケ, レハ、花ヲ見ネハ、何ヲ出サウモ不知ト云々、我働ヲ客奪ハレ、自固ヲ出シカヌルハ、人ノ, 候得者、いまたふせり、爐に火ヲもいれす候、先是へ御入候て御休息なされよと、路次の戸, 音のみして、明方の事なれは、もの淋しく、または物すごくおもふ折ふし、障子明方に人の, も長かれなと願ひしほとに、平家も終りにけれは、今一旬所望せはやとさゝやき折しも、, の御茶の湯と云、亦石燈籠の火をも見るへきとて、未明に參られ、案内を申されけれは、暦, ことなれ、上手なれは、いとゝおもしろく、かんにたへ聽聞する、明行空も名殘をしく、夜, を明、中路次のわきに座鋪の有けるに入、休息しけるに、石燈籠の火かすかに殘り、松風の, 中路次のくゝりを明、有樂祝ひいて給ひ、早々の御出忝、老躰の朝寐はゆるし候へ、さそ夜, 〔茶湯古事談〕四一有樂茶湯之刻、大坂にて、去方を二三人茶の湯に呼給ひしに、貴人, 寒におはしつらん、いさ御入候へとて、いつれも座入有けると也、平家かたりけるは、高山, 元和七年十二月十三日, 貴人ノ茶湯, 有樂ト花入, 二三六

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  • 貴人ノ茶湯
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  • 二三六

注記 (18)

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