『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.439

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が、今や正に偉大なる行爲に相應しき態度を以て出廷せり、即ちデウスに魂を總べて委, 偶像崇拜の徒すらも之を見て仰天せし程なりき、, を以て死を保證したる上は、彼女も亦、イニャーシオと同樣キリストの爲めに死するは, はるゝ習慣に從ひて、家族の知人等と友人等とに些少の贈物を贈るに當り、此の品は何, 確實なりと考へ居りたり、されば、彼女は其の時の到來する迄良く準備を整へ居りし, 記憶する處をば語りたり、されば彼は幾振りかの刀劍を見てすら、斯かる武器の我が頸, らざるべし、と言ひ足せしが、正に其の通りの事態は起りたり、彼は日本に於て屡こ行, 十五歳にして敬虔なる生活を送りつゝありしが、其の兒の裡に、右の點に就き、超自然, の魂の宿れる事に氣附きたり、小兒自身に就きてのみならず、彼女自身に就きても確信, 時の日か聖遺物と成るべければ、保存して大切にし給へかし、と述べ、其の理由を問は, をば刎ねて我を殉教者と爲すべし、と言ひ、之に就きて大なる喜悦の色を示したれば、, るゝや、我は殉教者たるべきを以てなり、と答へ、更に、彼が夢みし勇氣に就き鮮かに, し、卿等は我が母をも殉教者たらしめん、されど我が姉〔一人在りき〕は殉教者とは成, 彼の母イサベラは、生後八日目に、パードレ・ピエトロ・ゴメスに洗禮を受け、當時一, いさべらノ, 覺悟, 元和八年八月五日, 四三九

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  • いさべらノ
  • 覺悟

  • 元和八年八月五日

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  • 四三九

注記 (18)

  • 302,686,57,2226が、今や正に偉大なる行爲に相應しき態度を以て出廷せり、即ちデウスに魂を總べて委
  • 1001,684,56,1225偶像崇拜の徒すらも之を見て仰天せし程なりき、
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  • 1584,688,56,2229はるゝ習慣に從ひて、家族の知人等と友人等とに些少の贈物を贈るに當り、此の品は何
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