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べて、當の現〓自體の有つ單純にして共通なる自然の往き且つ〓る營みのみを以て行は, 在を享樂する事のみを殘し置きたる狂氣の哲學は、獨り社会的なるのみならず人間的な, ひ、無辜の人々を褒め罪人の罰に與る神に就きて説けり、而して彼は、本性と完徳とを, 等活動する事無けれども、凡ゆる事物と成り得る處の能力を有するなり、以上は彼等の, を、魂の許よりは不滅を、來世に在る一切の事物と共に奪去り、其の結果野獸の如く現, るゝものと考ふる次第にて、彼等の言ふ處に據れば、斯かる自然は、それ自體からは何, 論ずる處なり、されど、かの純粹の無てふ最も信じ難き説に從ふ者は、其の數いとも多, る生き方にとりても實に餘りにも有害なるものなりしかば、彼は斯かる教理をば外に漏, く、そが釋迦の見解なりしとは眞に信ぜられ居るなり、而して、デウスの許よりは存在, つ善き道を眞直歩ましむる爲め、民衆に信ぜらるべき事柄をば、他の數部の書籍に分け, 著はせり、故に彼は、美徳と惡徳、肉體の束の間の生命と魂の永遠なる生命、永罰と救, 於ける賞への希望と罰への恐怖との中間に民衆を置きつゝ、宗教を以て彼等を抑制し且, 極めて整然と叙述せしが、爲めに、之が彼の才能の賚なりとせば、救世主が此の世に來, 洩すべからざる祕儀として、かの賢者等に固く緘口せしめたり、而して彼は未來永劫に, お狂氣ノ哲, こすたんつ, 學ヲ説クヲ, 禁ズ, 於テでうす, ヲ説ク, 他ノ著述ニ, 元和八年八月五日, 五一四
頭注
- お狂氣ノ哲
- こすたんつ
- 學ヲ説クヲ
- 禁ズ
- 於テでうす
- ヲ説ク
- 他ノ著述ニ
柱
- 元和八年八月五日
ノンブル
- 五一四
注記 (23)
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