『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.540

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も知識を有し、斯くも功績を有せし人なりしかば、之が曩に忘失せられし事よりは寧ろ, 他の人々が其の位階に陞りしにも拘らず、彼のみは後に留め置かれしが、其の事を知る, 他の最下位の位階の爲めにも之を拒絶する覺悟ありしなり、偖て牢舍より曳出され、平, ーマより送らるゝものなるに、ローマの祕書官の忘失する處と成りしかば、彼と同等の, 喜色滿面たる彼に迎へられ、彼より心の籠れる感謝を受けたり、權六の代理として彼の, 忽ちにして彼を受取るべく一艘の小舟來れり、小舟には主君の輩下の者六人在りしが、, 今彼の許に之を送り來れる事を過失と見做したり、而も、若し彼の聽罪司祭が彼に、今, 死に立合ふ爲め長崎より此の地に遣はされたる一役人も同樣なりき、而して、此の場に, や謙讓を以て之を辭退すべき場合に非ざる事を覺らしむる事無かりせば、彼は如何なる, に至りしが、, も、彼は全く之に驚かず、况して不服を言ふ事無く、恰も斯かる事柄は、道理より言ふ, 許に、かの總會長の勞り深き辨明と共に屆きし時は、彼は、我等の〓に見し如く、斯く, 於て平戸の領主の家臣の一人進み出でて、彼に、汝は何者なるか、何處の者か、齡幾何, も恩寵より言ふも自己に相應はしからざる物の如くに思はれしなり、斯くて、後年彼の, 戸に送られ、其地に於て處刑の場に豫定せられしナンジョザケ, ○坂又ハ岬ノ, 名ナルベシ、, 平戸なんじ, ヲ見ル, 平戸藩士ノ, ラレ、迎船, 生月島ヨリ, よざけニ送, 訊問, 元和八年八月五日, 五四〇

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  • ○坂又ハ岬ノ
  • 名ナルベシ、

頭注

  • 平戸なんじ
  • ヲ見ル
  • 平戸藩士ノ
  • ラレ、迎船
  • 生月島ヨリ
  • よざけニ送
  • 訊問

  • 元和八年八月五日

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  • 五四〇

注記 (26)

  • 1209,692,56,2248も知識を有し、斯くも功績を有せし人なりしかば、之が曩に忘失せられし事よりは寧ろ
  • 1676,699,57,2241他の人々が其の位階に陞りしにも拘らず、彼のみは後に留め置かれしが、其の事を知る
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