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〔白石紳書〕, 間の不快なりしも推して知られ侍る、, さらば正純は連署叶ふべからずとて署を加へざりき、正純が他事は如何にもあれ、此一言, 有し故、豐臣關白こも、猜忌の心もましまさゝりつる也、正信はかく有つれ共、其子息, は天下の名言なりといふべしやと、柳生但馬守宗矩常に感ぜられしなり、誠に此一言を以, はたして後に、越前の故宰相殿を取立奉らんと、謀られ候由の事にて、其家は果けるよし, て見るに、此人の若き時より大御所の御覺えよかりしも宜なるにや、又、同職の人と其の, 傳る事なれと、某か承り及ひしは、左にはあらす、本多正信一人、徳公の御事被申、他人, 上野介は、まさしき長子こ家を傳へ給はす、父の不思儀成事を勸め申されし由、悔れしか、, は、三河殿を可然よし被申ける、神君も正信か申所を御用ひ有し、徳公は恭儉慈和に御座, 一安藤帶刀直次、咄しの席に、本多上野介正純は頓て滅亡すへしと語られに、程なく上野介, 〔雨夜の燈〕, 一大神君御家督の儀、諸人と御謀議有しに、台徳公をは、大久保忠隣の可然よし被申之由曲, 申傳ふ、, 元和八年十月一日, ○東京大學附, 屬圖書館所藏, ノ説, 將軍ニ擁立, セントスト, 純ノ滅亡ヲ, 安藤直次正, 松平忠直ヲ, 豫言ス, 元和八年十月一日, 八〇
割注
- ○東京大學附
- 屬圖書館所藏
頭注
- ノ説
- 將軍ニ擁立
- セントスト
- 純ノ滅亡ヲ
- 安藤直次正
- 松平忠直ヲ
- 豫言ス
柱
- 元和八年十月一日
ノンブル
- 八〇
注記 (26)
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