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出發したのであつた。, 外朝を以て宗となし、日本・朝鮮これに次ぐものとなすと云ひ、本朝と外朝とは共, 帝・堯・舜・禹・湯王・文王・武王・周公及び孔子等十一人の教を録した「聖教要録」を著して, したものにて、即ち方今國を立つるもの極めて多く、枚擧に遑なきも、世人は多く, 本朝の如くに秀眞に非ずと斷じ、其の證據を列擧してゐる。これ「中朝事實」を一, にこれ天地の精秀を得、神聖揆を一にするものであるが、詳かに考へれば、外朝は, が國を以て中國・中朝となし、古道・神道を以て聖教としてゐる。「中朝事實」は「日本, 貫せる素行の確信であつて、皇統の無窮、三種の神器の神聖、神教の淵源、國體の本, 赤穗へ流〓の因を作り、同八年「〓居童問」を草したが、共に支那を以て中華・中國と, してゐる。然るに翌九年十二月「中朝事實」を著すや、全然從來の見解を棄てて、我, 書紀神代卷」によつて、我が國體の萬邦無比、國風文化の優秀なる所以を稱揚讚美, る自國中心思想よりのみの現れではなく、萬世一系の皇室を戴いてゐる事實に, 華夷を論じた代表的人物は山鹿素行である。素行は寛文五年に、伏義・神農・黄, と述べ、中國は寧ろ我が國であるとの見識を持してゐる。斯かる國體觀は單な, 中朝事實, 第二章尊王思想の發達第二節國體觀念の覺醒と尊王論の勃興, 九三
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- 中朝事實
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- 第二章尊王思想の發達第二節國體觀念の覺醒と尊王論の勃興
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- 九三
注記 (17)
- 1608,579,52,599出發したのであつた。
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