『維新史』 維新史 1 p.348

Loading…

要素

割注ノンブル

OCR テキスト

愈〻甚だしく、天明年間には百十四件, 直すといふは、非理のはからひをやめて、民をいたはる是也。たとひいかほど, がたかるべし。とかくその因て起る本を直さずばあるべからず。その本を, 對して強訴し、且つ徒黨を組んで逃散せる百姓は、死罪・重追放・所拂等の重科を行, と云へるが如く、根本の政治機構の改變が必要であつた。, ふべきを規定し、更に明和七年には徒黨・強訴・逃散等の密告を奬勵し、之に對して, て徒黨を組み、強訴を企てるが如きことを早くより嚴禁し、寛保元年には、地頭に, とは、天明七年本居宣長が紀伊藩主徳川治貞より治道を諮問せられたのに對し, いかほど起らぬやうのかねての防ぎ工夫をなす共、末を防ぐばかりにては止, て、「祕本玉くしげ」を草して答へ、書中百姓一揆の状を詳述して、, 策に止まつて何等の效を奏せず、方策は寧ろ他に求めらるべきものであつたこ, 困窮はしても、上のはからひだによろしければ、此事は起るものにあらず。, 賞金或は苗字帶刀御免等の褒賞を與へた。而も斯かる一片の法令は、畢竟彌縫, へて、享保年度に入るや、俄然九十件を數へ、次いで田沼時代に入るや、此の傾向は, に達した。而して幕府は百姓にし, 年平均件數, 四・二五, 第二章封建制度崩壞の過程第二節封建社會の動搖, 三四九

割注

  • 年平均件數
  • 四・二五

  • 第二章封建制度崩壞の過程第二節封建社會の動搖

ノンブル

  • 三四九

注記 (19)

  • 1712,562,64,990愈〻甚だしく、天明年間には百十四件
  • 594,636,66,2201直すといふは、非理のはからひをやめて、民をいたはる是也。たとひいかほど
  • 707,634,70,2209がたかるべし。とかくその因て起る本を直さずばあるべからず。その本を
  • 1488,557,77,2281對して強訴し、且つ徒黨を組んで逃散せる百姓は、死罪・重追放・所拂等の重科を行
  • 369,573,63,1610と云へるが如く、根本の政治機構の改變が必要であつた。
  • 1370,568,75,2266ふべきを規定し、更に明和七年には徒黨・強訴・逃散等の密告を奬勵し、之に對して
  • 1599,561,75,2269て徒黨を組み、強訴を企てるが如きことを早くより嚴禁し、寛保元年には、地頭に
  • 1040,568,71,2272とは、天明七年本居宣長が紀伊藩主徳川治貞より治道を諮問せられたのに對し
  • 818,642,67,2199いかほど起らぬやうのかねての防ぎ工夫をなす共、末を防ぐばかりにては止
  • 927,569,66,1746て、「祕本玉くしげ」を草して答へ、書中百姓一揆の状を詳述して、
  • 1148,565,73,2271策に止まつて何等の效を奏せず、方策は寧ろ他に求めらるべきものであつたこ
  • 481,638,68,2089困窮はしても、上のはからひだによろしければ、此事は起るものにあらず。
  • 1252,559,78,2281賞金或は苗字帶刀御免等の褒賞を與へた。而も斯かる一片の法令は、畢竟彌縫
  • 1826,566,76,2262へて、享保年度に入るや、俄然九十件を數へ、次いで田沼時代に入るや、此の傾向は
  • 1723,1846,66,982に達した。而して幕府は百姓にし
  • 1748,1599,44,224年平均件數
  • 1706,1594,39,184四・二五
  • 262,696,51,1335第二章封建制度崩壞の過程第二節封建社會の動搖
  • 276,2352,39,120三四九

類似アイテム