『維新史』 維新史 2 p.452

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兆も現れ、足下の先途も程遠くはないであらう。空しく坐して罷免の憂目に遭, る必死の覺悟がなくては行はれぬことである。奸黨の邪計に陷つて恥辱を受, けるよりは、斷乎として天下の爲に大義を立て、不朽の勳勞を徳川の宗社に殘さ, の形勢は一變し、又昔日の如くならず、土岐・川路等の能吏も去つて、一橋黨凋落の, とあるが、堀田正睦・岩瀬忠震等の上にも、やがて又聖謨等と同一の運命が、〓り來, されてゐたまでである。, 大策を定められては如何。是は實に幕閣の人々と刺違へ、將軍の面前で割腹す, ふよりは、大死一番進んで抗論説破し、大老を始め忠固をも壓倒して、將軍繼嗣の, れることは、首座の老中として足下の本懷とすべき所であらうと、語氣も激しく, るべきであつた。偶〻彼等は尚外交の折衝に必要であつたので、其の期が多少延, 飜つて松平慶永等の一橋黨は、形勢愈〻不利なるを察するや、堀田正睦を激勵し, 決意を促したのである。正睦は大いに感激して、天下の爲に己れ一死を厭ふわ, て形勢の挽囘を計るべきを議した。五月十五日慶永は正睦を訪れて、昨今幕府, (安政五年六月七日附書翰), を激勵す, 慶永正睦, 第五編朝幕の乖離, 四五二

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  • を激勵す
  • 慶永正睦

  • 第五編朝幕の乖離

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注記 (18)

  • 905,580,64,2288兆も現れ、足下の先途も程遠くはないであらう。空しく坐して罷免の憂目に遭
  • 562,587,64,2284る必死の覺悟がなくては行はれぬことである。奸黨の邪計に陷つて恥辱を受
  • 448,587,61,2283けるよりは、斷乎として天下の爲に大義を立て、不朽の勳勞を徳川の宗社に殘さ
  • 1020,582,64,2280の形勢は一變し、又昔日の如くならず、土岐・川路等の能吏も去つて、一橋黨凋落の
  • 1608,572,59,2287とあるが、堀田正睦・岩瀬忠震等の上にも、やがて又聖謨等と同一の運命が、〓り來
  • 1375,579,53,668されてゐたまでである。
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