『維新史』 維新史 2 p.472

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隊司令官グロー男爵は、今や日本に渡來せんとするに當り、其の目的は余の手に, しても、それは所詮不可能の事である。即ち幕政擔當の責任者である彼が、やが, が在香港のボーリングに與へた書中に、「英國艦隊司令官ヱルヂン卿及び佛國艦, の爲率ゐる其の大艦隊は、既に何等の必要もなくなつた。」と揚言してゐるのを見, 效力を生じたのである。此の時ハリスの感想は、果して如何であつたらう。彼, かに豫測せられてゐるのである。直弭が如何に無斷調印の責任を逃れようと, て違勅の罪に問はれる所以であつた。, 清直・忠震の兩人は、十九日の午後倉皇として米艦に赴くや、遂に日米修好通商, 寂を破つた。ハリスが多年心血を注いだ日米通商條約は、此處に至つて始めて, 依つて貫徹せられ、英佛は直ちに條約を締結することが出來るであらう。示威, 條約十四箇條及び貿易章程七則の條約書に調印を了した。時にポーハタン艦, ても、彼の得意の情を察し得るのである。條約調印の重責を果したハリスは、直, 上には、日米兩國國旗が交叉され、二十一發の祝砲は、殷々として神奈川港頭の靜, ちに下田に歸つたが、後支那漫遊の旅に上つた。米國大統領ビューカナンは、彼, の調印, 日米條約, 第五編朝幕の乖離, 四七二

頭注

  • の調印
  • 日米條約

  • 第五編朝幕の乖離

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  • 四七二

注記 (18)

  • 692,577,57,2284隊司令官グロー男爵は、今や日本に渡來せんとするに當り、其の目的は余の手に
  • 1607,574,61,2280しても、それは所詮不可能の事である。即ち幕政擔當の責任者である彼が、やが
  • 806,581,58,2284が在香港のボーリングに與へた書中に、「英國艦隊司令官ヱルヂン卿及び佛國艦
  • 460,588,57,2275の爲率ゐる其の大艦隊は、既に何等の必要もなくなつた。」と揚言してゐるのを見
  • 922,575,58,2287效力を生じたのである。此の時ハリスの感想は、果して如何であつたらう。彼
  • 1723,576,58,2279かに豫測せられてゐるのである。直弭が如何に無斷調印の責任を逃れようと
  • 1494,578,55,1072て違勅の罪に問はれる所以であつた。
  • 1375,641,62,2215清直・忠震の兩人は、十九日の午後倉皇として米艦に赴くや、遂に日米修好通商
  • 1038,579,57,2280寂を破つた。ハリスが多年心血を注いだ日米通商條約は、此處に至つて始めて
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