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盆〻公武合體して良策を練り、夷族を遠ざけ、幕府の良法たる鎖國の舊制に復すべ, きやう、篤と詮勝に諭すべしといふにあつた。猶又別紙に於いて、詮勝は曩に兵, 庫開港の約定を撤囘すべき旨を奏したにも拘らず、此の度は大坂開市のみを停, 帝の叡慮、且つは朕が春以來祈願の趣意にも副ふこと故、滿足と思ふ。此の上は, べて、面會を辭した。幕府の強硬態度を緩和せしめようとしたことは、斯くて水, 々の國法に復するに在ることが分明して安慮した。これ神國の大幸であり、先, に再考を求めしめ給うたのであつた。宸翰の内容は、詮勝の辯疏を熟考するに、, 止すべしと言上せるは、前後齟齬する故、斯かる重事に對しては今後〓略なきや, 泡に歸したが、爾來詮勝の態度は盆辛辣を極め、累〓漸く廷臣に波及せんとする, 蠻夷を遠ざけることは幕府に於いても眞實同意であり、大老・老中の意向も亦前, は隔意なく同人へ仰出されたく、詮勝を措いて妄りに内談するを避けたいと述, に至つたので、天皇には痛く公武の〓離と、延いては國内相剋の爲に、外國に乘ぜ, て、外交措置奏聞の事は前將軍並びに當將軍より詮勝に一任しあれば、叡慮の趣, られんことを憂へさせ給ひ、十二月二十四日重ねて勅書を九條關白に賜ひ、詮勝, 宸翰, 關白への, 第三章大獄第三節間部詮勝の外交事情辯疏, 六〇五
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- 宸翰
- 關白への
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- 第三章大獄第三節間部詮勝の外交事情辯疏
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- 六〇五
注記 (18)
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- 469,552,63,2281庫開港の約定を撤囘すべき旨を奏したにも拘らず、此の度は大坂開市のみを停
- 813,549,64,2279帝の叡慮、且つは朕が春以來祈願の趣意にも副ふこと故、滿足と思ふ。此の上は
- 1626,563,63,2264べて、面會を辭した。幕府の強硬態度を緩和せしめようとしたことは、斯くて水
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