『維新史』 維新史 3 p.114

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く辭意を飜すに至つたとは云へ、猶直ちには登營しなかつたのである。, 奏屋敷に招いて、勅旨を奉承せんことを迫り、二十五日再び二人を招いて決答を, に集中して、將軍は虚名を擁するに過ぎざることは明瞭の事實である。其の結, に勸告した。而して老中等は容易に之に從はなかつたので、慶永は其の因循な, ひ、彼を將軍に擁立せんと企圖するやも測られない。これ松平容保及び譜代の, 幕府が久光の建策を採擇して慶喜を登用せんか、幕府の權威は自ら慶喜の一身, 果、譜代恩顧の輩を失望せしめると共に、慶喜に囑目せる外藩との間に、自ら阻隔, を激成することとなり、一方慶喜の威望が高まるに從つて、外藩は再び朝命を候, る態度に憤〓して、十八日より登營せず、遂に二十三日、病に託して幕政參與の辭, が斯くの如くなるに及んで、只管朝旨を奉じて、慶喜を登用すべきことを老中等, 參與に就任して以來、鋭意幕政の刷新に努力して來たのであつたが、幕閣の情勢, 意を老中脇坂安宅に洩らすに至つた。其の後安宅等の懇請に依つて、慶永は漸, 諸有司が慶喜登用のことに強硬に反對せる所以である。時に慶永は、先に幕政, 重徳は斯かる情勢を憂慮するの餘り、二十二日老中脇坂安宅・同板倉勝靜を傳, 第十編朝權の確立, 一一四

  • 第十編朝權の確立

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  • 一一四

注記 (16)

  • 440,570,60,2053く辭意を飜すに至つたとは云へ、猶直ちには登營しなかつたのである。
  • 205,574,61,2302奏屋敷に招いて、勅旨を奉承せんことを迫り、二十五日再び二人を招いて決答を
  • 1628,575,64,2304に集中して、將軍は虚名を擁するに過ぎざることは明瞭の事實である。其の結
  • 798,571,61,2305に勸告した。而して老中等は容易に之に從はなかつたので、慶永は其の因循な
  • 1276,571,63,2300ひ、彼を將軍に擁立せんと企圖するやも測られない。これ松平容保及び譜代の
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  • 1512,563,63,2316果、譜代恩顧の輩を失望せしめると共に、慶喜に囑目せる外藩との間に、自ら阻隔
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  • 1867,2389,44,117一一四

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