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至れるは注意すべきであらう。幕府が二百有餘年の久しきに亙り權勢を擅に, を止め、〓近衆を廢止したことから、幕府の朝廷に對する威望が著しく減ずるに, するを得たのは、如上の不法を敢てし、朝廷を拘束し奉れることが其の一因であ, ある。, て賞揚せらるべきであつたが、關白・大臣任免の際の舊例を廢し、武家傳奏の血誓, 果であつて、朝威の發揚既に歴然たるものありしを知るべく、是より以後、朝臣は, 現出するに至つたのであつた。, りにも明瞭であるといふべきである。況んや改革といふも、實は朝命奉行の結, つた事實に鑑みれば、舊例の改革は、即ち幕府の沒落に外ならなかつたことは、餘, 自由な立場にあつて、皇權の囘復を畫策し、やがて文久三年には、尊攘派の全盛を, 以上は慶喜・慶永が就任直後に行へる朝廷尊崇の一斑である。固より君臣の, 分を正して武臣報效の誠を捧げ、上聖明の御附託に報い奉らうとした美事とし, 固より奉承し、堂上廷臣は茲に始めて幕府覊絆の外に〓することとなつたので, の發揚, 舊例の廢, 止と朝威, 第二章幕政の改革第三節朝廷の尊崇, 一七七
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- の發揚
- 舊例の廢
- 止と朝威
柱
- 第二章幕政の改革第三節朝廷の尊崇
ノンブル
- 一七七
注記 (18)
- 1174,552,71,2304至れるは注意すべきであらう。幕府が二百有餘年の久しきに亙り權勢を擅に
- 1292,552,70,2307を止め、〓近衆を廢止したことから、幕府の朝廷に對する威望が著しく減ずるに
- 1057,543,70,2307するを得たのは、如上の不法を敢てし、朝廷を拘束し奉れることが其の一因であ
- 1786,556,51,132ある。
- 1414,556,71,2306て賞揚せらるべきであつたが、關白・大臣任免の際の舊例を廢し、武家傳奏の血誓
- 695,544,80,2308果であつて、朝威の發揚既に歴然たるものありしを知るべく、是より以後、朝臣は
- 466,546,64,883現出するに至つたのであつた。
- 813,545,72,2312りにも明瞭であるといふべきである。況んや改革といふも、實は朝命奉行の結
- 934,554,73,2304つた事實に鑑みれば、舊例の改革は、即ち幕府の沒落に外ならなかつたことは、餘
- 566,543,79,2310自由な立場にあつて、皇權の囘復を畫策し、やがて文久三年には、尊攘派の全盛を
- 1651,617,68,2238以上は慶喜・慶永が就任直後に行へる朝廷尊崇の一斑である。固より君臣の
- 1535,552,68,2308分を正して武臣報效の誠を捧げ、上聖明の御附託に報い奉らうとした美事とし
- 1887,551,66,2306固より奉承し、堂上廷臣は茲に始めて幕府覊絆の外に〓することとなつたので
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