『維新史』 維新史 4 p.281

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辭職歸國の意を飜し、慶喜の上京を待つた。, ことは、是れ全く幕府の詭計であつて、幕府は外國の勢威を藉りて朝廷を壓迫し, の間では、外國代表が攝海に來航して、斯くも切迫した要求を提出するに至つた, 請ひ奉る可きかとなし、朝廷と幕府との間にあつて、其の進退に窮し、深く謹愼し, る事を忌み、寧ろ書面を以て條約勅許を奏請し、速かに軍艦にて歸府するに若か, 九月二十七日、條約勅許奏請の爲、將軍上京の報を携へて急ぎ歸京した。然るに, 一方藩士を誡めて謹愼せしめた。既にして大坂にある慶喜から幕府の專斷に, 當つて京坂の間に〓りに風説が傳はり、流言浮語が盛に行はれた。京都の朝紳, ずと主張する者があつて、將軍上京のことは容易に實現しなかつた。此の時に, よる兵庫開港中止の報に接したので、容保は大いに悦び、家臣の謹愼を解き、自ら, 濱開港すら御許容なきに、更に兵庫開港を奏請するとせば、何の辭を以て朝廷に, 大坂城内の幕府要路の中には將軍が上洛して堂上・諸藩士等の論議の渦中に入, て、辭職を思立つたのである。因つて容保は書を朝廷・幕府に上つて引退を請ひ, 曩に下坂した慶喜は、辛うじて幕議を覆して、兵庫の開港を中止せしめたので, 京都の浮, 慶喜の歸, 京, 語, 第二章條約勅許第二節條約勅許, 二八一

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  • 京都の浮
  • 慶喜の歸

  • 第二章條約勅許第二節條約勅許

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  • 二八一

注記 (20)

  • 1294,563,64,1218辭職歸國の意を飜し、慶喜の上京を待つた。
  • 359,562,72,2283ことは、是れ全く幕府の詭計であつて、幕府は外國の勢威を藉りて朝廷を壓迫し
  • 475,565,70,2273の間では、外國代表が攝海に來航して、斯くも切迫した要求を提出するに至つた
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