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悉く走る、後兵續て進み、三國峠の諸壘悉く陷りたり、人曾て賤ケ嶽の七本鎗と稱す、而て今十四, 賊險を頼み備を怠るを以て、忽ち哨兵を〓き倒し、壘中二〓入し、銃劍を以十一名を倒す、餘賊, 中警視隊ありと雖も、其險要を拔き烈戰をなすもの悉く熊本兵なり、旗返・三國峠など稱する地は、, 高山峻峯、我が北山も不及位の大山なれ共、臺兵の中僅に拾四人を撰抜し、夜に乘し賊壘に迫る、, 時強兵第一の稱は、皆熊本兵に許せり、然るに、悲き事は、毎戰強硬の薩兵を撃破るの勢故、死傷, 賊徒再び豐地を望む不能、當時本營を當重岡二移し、我兵は諸種の兵を混じ、尤要所之當れり、當, 梅天の節其困苦可思と雖も、更に懈怠の心なく、死を見る風塵の如き勢、誠に可感の至に御坐候、, 御承知二も相成可申、阿久根・水股等より進みたる官兵も、鹿兒城二連絡し、三浦・三好の手は進, 已二薩州皆官兵の有となれり、賊は日隅の地二退縮したれば、最早永く時日を費す事有間敷、降伏, 甚多く、本戰卒一大隊二付七百計も有之處、當時平均一大隊二付貳百名餘二不過、然二其貳百餘名、, 露宿は、板垣隊長が得意の困苦咄有之處、何ぞ計らん、當時の兵隊は連戰數月、悉く露營なり、, 銃槍を以て、數千兵抜く不能險要を抜く、知る者少し、悲哉、三國峠・旗返の險を占めたる上は、, で栗野・横川等の地を攻取、, 新募兵の七百名二勝る遠し、拙官も此度當地二出張し、盆々兵氣盛なるを覺ふ、曾て母成峠一夜の, 人も多分有之樣子なれば、自ら瓦解二至るも知る可らず、然も西郷・桐野等は孰れ歟二向ひ、必〓, 鹿兒島の高島・川路・曾我の手も、直ち二都城を襲ふ筈二付、, 卷三十九明治十年(七月), 皆都城, 也、, 卷三十九明治十年(七月), 二五四
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- 皆都城
- 也、
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- 卷三十九明治十年(七月)
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- 二五四
注記 (21)
- 1488,599,60,2369悉く走る、後兵續て進み、三國峠の諸壘悉く陷りたり、人曾て賤ケ嶽の七本鎗と稱す、而て今十四
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