『日本関係海外史料』 オランダ商館長日記 16 訳6 1641年11月-1642年閏9月 p.63

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に對して閣下に鄭重に感謝する旨、傳えさせた。, 路を五つほど離れた所で火事があったが、人足等の働きにより(家二軒を燒失したのち)消し, 止められた。知事平右衞門殿はこのことを知って、斯樣な事態にオランダ人たちが大〓不安に, 災が發生しても決して取亂してはならない。そのような事態には、閣下は、彼の使用人五〇人, 陷っているに違いないと、使者を一人遣わした。彼は主人の名で、我々の宿舍やその近くで火, が直ちに驅けつけて、オランダ人と彼等の荷物を全く危險の及ばぬ場所へ安全に移動させるよ, 可を得ることが出來るよう請願した。そして、それは近いうちに實現する筈であるとの囘答に, な口上を述べた。即ち、彼の主人は最高政府と幾度も協議し、オランダ人が速かに出發の許, 同月二十日今朝、使節筑後殿は一人の召使を我々の宿舍に遣わした。彼は我々に次のよう, う、命じてあるので、心配せず平靜にしているように、と言った。この良い配慮と親切な言葉, 接した。そこで我々は、召し出された折には準備萬端が整い、何も手落ちが無いよう手配すべ, することに依って周圍の状況も好轉するであろう、と。, きである、と。午後になって、大勢の貴族や閣僚の秘書官たちが我々を訪ねて來たが、彼等の, 同月十九日暗い雨模樣の天氣。獻上臺に品物を載せる仕事に專念した。夕刻、宿舍から街, 大半は好奇心によるものであった。彼等を、赤葡萄酒やサキ, や少々の砂糖漬けの果實, ○サケ、即, ち日本酒。, 火消人足の, 火災の際は, 用意あり, 舞の使者を, 井上政重使, 宿舍を訪問, 柘植正時見, 遣す, 近隣の火災, 等多數蘭人, 者を遣して, 幕閣の用人, 珍陀酒, 蘭人拜禮の, 日本酒, 督勵せしむ, 爲め準備を, す, 六二, 一六四二年一月江戸にて

割注

  • ○サケ、即
  • ち日本酒。

頭注

  • 火消人足の
  • 火災の際は
  • 用意あり
  • 舞の使者を
  • 井上政重使
  • 宿舍を訪問
  • 柘植正時見
  • 遣す
  • 近隣の火災
  • 等多數蘭人
  • 者を遣して
  • 幕閣の用人
  • 珍陀酒
  • 蘭人拜禮の
  • 日本酒
  • 督勵せしむ
  • 爲め準備を

ノンブル

  • 六二
  • 一六四二年一月江戸にて

注記 (38)

  • 976,600,55,1148に對して閣下に鄭重に感謝する旨、傳えさせた。
  • 1600,595,56,2277路を五つほど離れた所で火事があったが、人足等の働きにより(家二軒を燒失したのち)消し
  • 1495,593,57,2282止められた。知事平右衞門殿はこのことを知って、斯樣な事態にオランダ人たちが大〓不安に
  • 1288,590,56,2291災が發生しても決して取亂してはならない。そのような事態には、閣下は、彼の使用人五〇人
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  • 663,592,56,2284可を得ることが出來るよう請願した。そして、それは近いうちに實現する筈であるとの囘答に
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